お問い合わせ
資料ダウンロード
  • MICE

一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会

第72回日本医学検査学会 市民公開企画

市民とともに学び共感する、市民公開企画
フルオーケストラ演奏会

日本医学検査学会は、学会開催地域の住民に向けた「市民公開企画」を毎回開催しています。今回の会場は、群馬県高崎市にあるコンベンション施設Gメッセ群馬、高崎芸術劇場。この会場の特性と、地域住民に長きにわたり愛されている群馬交響楽団の存在により、フルオーケストラ演奏を公開企画の1つとして開催することになりました。

学会のテーマは、「臨床検査技師“愛”~この素晴らしき仲間と未来へ~」

72回目となる学会は、新型コロナウイルス感染症の5類移行直後の、令和5年5月20日(土)・21日(日)で、久しぶりに対面での学会開催となりました。
会場の1つであるGメッセ群馬は、新型コロナワクチンの大規模接種会場となっていた場所です。学会参加者である臨床検査技師は、この特例容認されたワクチン接種の打ち手として、まさにこの会場で、県民の健康と命を守る歴史的な社会貢献を達成された方々です。
学会のテーマは、「臨床検査技師“愛”~この素晴らしき仲間と未来へ~」。
ここ数年、臨床検査技師を取り巻く環境は劇的に変わって業務範囲も拡大しています。能力や意識の高い臨床検査技師の認知度、社会的地位向上という目標への思いが、このテーマに込められています。

一般市民が参加できる公開企画を開催する目的とは

一般市民が学会が開催する公開企画に参加することで、学会参加者である「臨床検査技師」という職業に興味を持っていただく機会につながります。中には、参加をきっかけに臨床検査技師を目指す人が増えるかもしれません。また、学会主催者にとっても、このような市民とのつながりを通じて、臨床検査技師の認知度と社会的地位の向上につながることを期待しています。

高崎市民のための群馬交響楽団によるクラシック演奏会

指揮:和田 一樹    オーケストラ:群馬交響楽団

今回の学会開催に併せた市民公開企画は全部で4つ。その1つを紹介します。
2019年に開館した高崎芸術劇場を拠点として、文化の象徴として県民から幅広く支持されている「群馬交響楽団による、市民・参加者のためのクラシック演奏会」です。
この演奏会の目的は、コロナ渦中、県民の健康と命を守った臨床検査技師と、その県民(市民)が一緒に、群馬県が誇る文化=群馬交響楽団の演奏を聴くことで、豊かな時間を過ごしてもらうことです。当日は、320名の参加者を迎え、厳かに奏でられる演奏に耳を傾け、安堵に満ちたひとときとなりました。

JTBコミュニケーションデザイン(JCD)では、事前の広報・受付・当日の演出・運営業務を担当いたしました。

開催地の魅力ある資源を最大限に活かし、人的交流を創出するMICEにおける地域連携・地域貢献の取組みは、SDGs・サステナビリティを推進していくこれからの時代に必要不可欠なものです。地域の住民がMICEを身近に感じ、またMICE主催者も地域と深く関わることにより、地域全体でMICEを盛り上げていく機運の醸成が地域の活性化につながります。JCDはこれからも、地域の魅力を伝えるイベントの開催に貢献して参ります。