企業活動を通じた
サステナビリティの取り組み事例
- DE&Iの推進
女性および多様な人材が活躍できる企業を目指す
ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進
女性の価値観や感性を積極的に取り入れた経営・組織運営など女性の活躍は企業としての成長に必要不可欠です。現在のJCDでは、男女の社員割合がほぼ同率であることから、リーダーシップ、組織経営を担う役割も同等に、との目標を下記のように掲げています。女性の活躍推進・拡大、ジェンダーギャップの解消に関わる取り組みを積極的に行い、個々が活躍できる環境づくりに力を入れています。
女性組織運営者のロールモデル「キャリアパス」構築を推進
「働き方」が多様化する現代において、どのように働き、キャリアをデザインしていくかは、老若男女関係なく大きな関心事といえます。特に女性の場合、ライフイベントやステージによって、ライフとワークの双方の観点からキャリア構築を考えなければなりません。これまで習得してきたスキルを踏まえ、女性社員がそれぞれのキャリアデザインをどのように描くか、社員それぞれが自分らしさを発揮し、生き生きと働くヒントとなるよう、社内で活躍する女性組織運営職の社員にインタビューを実施。社内イントラネット上で動画を公開し、記事でも紹介しました。
これまでの経歴や役職に就いた時の気持ち、組織運営職に対する思いややりがい、管理職業務の苦労、ライフワークバランスでの工夫、プライベートでの意外な一面、また今後の目標など、身近なロールモデルが社員の今後のキャリア構築の参考になればと考えています。今後は社外の方や男性にも登場していただく予定です。
社外よりゲストをお招きし、「自分らしいリーダーシップ」をテーマにトークセッションを開催。会の冒頭に当社の代表取締役からのプレジデントメッセージもあり、これからの女性組織運営職者としてどうあるべきか、どうなりたいか等、自身のキャリアやリーダーシップについて見つめ直す機会となりました。また、交流会の開催により、さらなる女性組織運営者同士のネットワーク構築にも繋がり、今後もイベントを活用した取り組みで女性の活躍拡大をバックアップしていきたいと考えています。
女性の活躍推進に対する「えるぼし」の3つ星認定を取得
女性活躍推進法に基づき、厚生労働省が女性の活躍推進に取り組む優良企業を認定する「えるぼし認定」制度。当社の様々な取り組みが、その「えるぼし認定」の「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5つの認定基準全てを満たし、最高評価の「認定段階3」を取得しました。当社が目標として掲げる「社員一人ひとりの個性や多様性を尊重し、認め合い、個々の能力を最大限に引き出すことで、企業や地域、社会の課題解決に資する最適なソリューションを提供し、持続可能な社会の実現へ貢献すること」を目指し、今後も女性活躍推進の実績を重ね、時代の変化に伴うニーズを捉えながら職業環境を整えていくことに尽力いたします。
国連と企業が目指す7原則「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」へ署名
「女性のエンパワーメント原則(Women’s Empowerment Principles:WEPs)は、2013年に国連と企業の自主的な盟約の枠組みである国連グローバルコンパクト(GC)と、国連婦人開発基金(UN Women)が共同で作成した、企業が自主的に女性の活躍推進に取り組むための7原則です。当社はWEPsの趣旨に賛同し、この7原則に基づいて行動するためのステートメントに署名いたしました。私たち企業が、ジェンダー平等を経営の核に置き、女性が自身の可能性を十分に発揮し、能力を高め、その努力がきちんと評価され、企業や経済活動の場で活躍できる、そんな職場や市場、地域の環境づくりをこの7つの原則を行動指針として取り組んでいきたいと考えています。女性の力を企業活動に取り込み、新しい企業を目指して参ります。
【女性のエンパワーメント原則(WEPs)】
- トップのリーダーシップによるジェンダー平等の促進
- 機会の均等、インクルージョン、差別の撤廃
- 健康、安全、暴力の撤廃
- 教育と研修
- 事業開発、サプライチェーン、マーケティング活動
- 地域におけるリーダーシップと参画
- 透明性、成果の測定、報告
*WEPsウェブサイト https://www.weps.org/