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マテリアリティ・取り組み目標

JCDのミッションは、お客様の想いの先を実現するコミュニケーションを創造し、世界の人と社会の躍動する未来をともに拓くことです。その実現のために、事業と企業におけるマテリアリティ(重要課題)と取り組み目標を設定しました。JCDの描く「2030年のあるべき姿」に向け、具体的な取り組みを通じて持続的な社会の実現に貢献してまいります。

事業のマテリアリティ

地球環境に配慮したソリューションの高度化と開発

2030年のあるべき姿

コミュニケーションの創造の過程において多くの人や物の移動を伴う場合、膨大なエネルギーが消費され、CO₂が発生します。また、大規模な展示会や会議を開催するたびに、大量の廃棄物が発生していました。こうした環境負荷を削減し、「コミュニケーションの創造」と「地球環境の保全」を両立させられる社会が、2030年のあるべき姿だと考えています。
環境負荷を低減するには、現在のサービスや技術に磨きをかけるだけではなく、新しいソリューションも不可欠です。JCDはさまざまなパートナーと連携し、積極的に新たなソリューションの開発に取り組みます。お客様が抱えている課題を解決することで、社会全体の課題解決にもつながるソリューションの提供を目指しています。

企業・地域・人々のコミュニケーション課題の解決

2030年のあるべき姿

世界中の人々が分け隔てなくコミュニケーションがとれる社会の実現には、さまざまな障壁を取り払っていく必要があります。特に、これまでは社会的なマイノリティとされる方々が活躍できる機会が少ないという課題がありました。
JCDが2030年のあるべき姿として掲げるのは、全ての人が同じステージに立って交流し、活躍できる社会です。そのために、国や言語、性別といった観点だけにとどまらず、あらゆる壁や格差を取り去ることを目指します。
また、地域に目を向けると、地域特有の課題が存在していることが多いのが現状です。誰一人取り残さない社会を実現するため、地域の活性化にも取り組みます。事業を通じて、住民、事業者、訪問者の全てにプラスとなる仕組みを作り、地域の持続的な経済発展に貢献します。

多様なステークホルダーとのサステナビリティに対する価値観の共有

2030年のあるべき姿

持続可能な社会の実現に向けた取り組みにおいて、パートナーとの連携は極めて重要です。2030年のあるべき姿は、JCD、パートナー、クライアントといった全てのステークホルダーが団結し、社会課題解決に向けて共創していることです。そのために、サステナビリティに対する価値観や知識を共有し、一体感を持って取り組みを行えるようにしていきます。

企業のマテリアリティ

環境負荷の削減

2030年のあるべき姿

気候変動対策として、温室効果ガス排出量の削減に取り組み、脱炭素社会の実現に貢献します。また、限りある資源を効率的に利用・循環し、循環型社会形成へ貢献します。

2025年目標

自社が排出する温室効果ガスのカーボンニュートラル達成
(スコープ1・2)

2050年目標

サプライチェーン全体で排出する温室効果ガスのカーボンニュートラル達成
(スコープ1・2・3)

私たちの実施事項

❶省エネの実施

省エネ機器の選定・利用促進、オフィス環境改善活動等、また、節電温度に対応した服装の推奨による省エネを実施します。

❷環境・生物多様性へ配慮した調達推進

グリーン購入法などに基づいた購入・調達を徹底します。

❸3R(Reduce, Reuse, Recycle)活動の推進 
  • Reduce:ペーパーレス化の推進、My bottle運動 など
  • Reuse:文房具などの社内再利用促進、不用品の寄贈による再利用推進 など
  • Recycle:資源ごみ分別の徹底、マテリアル/アップリサイクルの推進 など
❹脱炭素に向けた推進
  • グリーン電力証書を活用した電力の再エネ化を推進します。
  • 非化石証書を活用した排出量の実質ゼロを実現します。

ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進

2030年のあるべき姿

社員一人ひとりの個性や多様性を尊重し、認め合い、個々の能力を最大限に引き出すことで、企業や地域、社会の課題解決に資する最適なソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に貢献します。

2030年目標

❶ジェンダーギャップの解消
  • 組織運営職、高度専門職社員に占める女性の割合各50%、役員および上位管理職に占める女性の割合各30%以上を実現します。
  • 男性社員の育児休業取得率100%を実現します。
❷障害者雇用の促進

合理的配慮の提供により、障害者も共にいきいきと働くことができる快適な環境を実現します。

❸新たなワークスタイルの確立
  • 社員一人ひとりのライフスタイルや価値観に応じたワークスタイルの確立を実現します。
  • 年間総実労働時間1,800時間を実現します。

私たちの実施事項

❶ジェンダーギャップの解消
  • 男女が同じようにキャリアを形成できる職場をめざし環境整備をします。
  • 男性育児休業取得の重要性に関する理解促進と共に、安心して休業取得ができる風土の醸成を行います。
❷障害者雇用の促進
  • 積極的な雇用推進と雇用後の活躍・定着を推進します。
  • 障害の有無に関わらず、誰もが安心して働くことができる快適な職場環境づくりを行います。
❸新たなワークスタイルの確立
  • 妊娠、出産、育児、介護等のライフイベントと仕事の両立を実現できる環境整備をします。
  • 健康で生産性の高まる職場づくりを推進します。

責任ある事業活動の推進

2030年のあるべき姿

公正で透明性のある企業活動の実践により、企業価値を向上させ社会の期待に応えるために、健全で持続可能な経営を実現するとともに、社員一人ひとりが自発的に社会貢献活動を行い、地域貢献に尽し、自己成長を実現しています。

私たちの実施事項

❶ガバナンスの強化
  • 経営の監視・監督機能の強化
  • 企業倫理の確立をはじめとするコーポレート・ガバナンスの充実を図ります。
  • 共創可能な事業パートナーとのサステナブル調達の実施、選定ガイドラインを策定します。
❷社会貢献活動の推進
  • 社員の社会貢献活動の支援を実施し、活動への参加率を向上させます。
  • 社のサステナビリティビジョンに基づく、NPO・NGOなどへの寄付や寄贈を行います。